2018年12月17日

合掌

『合掌』は、仏教の発祥の地であるインドから日本へ伝えられたもので、仏を礼拝する際に両手を合わせることをいいます。


テレビで何度か見た事はありますが、手づかみでする食事も右手のみで、不浄の手と呼ばれる左手で食事をする事はマナー違反なんだそうです。

インドでは、右手は清いもの。左手は不浄のもの。として扱われています。




これと同じように、仏教では
右手を仏とさとりの世界。左手を我々衆生の世界。とし、両手を合わせる事で
仏の世界と我々の世界が一体となるとしています。


お墓の前では、右手と左手を合わせて合掌をします。
心の乱れを静め、ご先祖様に敬う姿勢をしめす基本的な姿です。



当たり前のように行っている合掌ですが、その意味を理解する事で、故人への供養の気持ちがより深くなっていくのではないでしょうか…。
  


Posted by 柴内石材  at 09:39Comments(0)その他