信頼

柴内石材

2022年07月23日 08:12

18才で石工の修業生として長崎県から出てきて20年以上ひとすじに石屋の仕事をしてきました。



(※まだまだ甘っちょろのだいぶ若い頃の自分です)


スキルアップするために、仕事内容の違ういくつかの石屋で働き学び沢山の経験を積み、数えきれない数のお墓を建てるお手伝いもしてきました。

自分がお墓づくりに携わったお墓の前に行くと、
何年も前でも当時の記憶が鮮明に蘇ってくるものです(*´ω`*)




(※こちらも肌ツヤがとてもイキイキしている頃の自分です)

お墓の基礎工事の仕方や建て方は
時代で
会社で
職人でそれぞれ違います。

しっかりプライドを持ってやっている人もいれば、
……そうじゃない人も……いると思います。

家と一緒で、お墓も建ってしまえば基礎の部分はまるで見えないし、不具合が出てこない限り
なんらお隣やご近所のお墓と変わりませんが、

お墓のリフォームやお墓じまいの仕事をうけ
いざお墓の解体をすると

いい意味でも、よくない意味でも衝撃を受けることがあります(⌒-⌒; )



まずは、いい意味での衝撃!

とんでもなく頑強な仕組みの工事がしてあり、
このお墓を建てた職人は、地盤の事、経年、自然災害の事などをしっかり見据え、きっちりした仕事をする信頼できる職人なんだという事。

まぁ、
それを解体する者としては

「はまった〜( ̄◇ ̄;)」 

と、つい心の声が出てしまうのが正直な所。


そして、よくない意味での衝撃!

石のガラや、なんで???と思うものが混じっていたり、

「:(;゙゚'ω゚'):こりゃ〜あかんやろ!!!」

ってぐらい、スッカスカのが基礎がお見え。

いったいどんな精神状態でお墓を建てていたのか?
同じ石工の職人として、疑問でしかありません。



人生で1度あるかないかのお墓づくりには、
決断と大きな出費が伴います。
それぞれの家族が、それぞれの想いでされる
お墓づくり。

安心して話が出来、不安や疑問を遠慮なく相談してもらえる
何よりも【信頼】してもらう事。




柴内石材店はそんなお墓屋でありたいです。

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