2017年05月25日

ありがたい最高のお墓




これは『五輪塔』というお墓です。

鎌倉時代から室町時代、日本中の約八割以上はこの『五輪塔』がお墓の代表でお墓といえば五輪塔のことでした。

お墓はかつて、ただの【死者の埋葬地】でした。

覚鑁上人(かくばんじょうにん)というの天才僧侶により
「人が亡くなった時に五輪塔にお骨や遺髪・写経を納めると、亡き人は必ず成仏し極楽往生出来る」
と教えられ、五輪塔が普及しはじめたそうです。

『死者の魂を成仏させ、極楽浄土へ往生させる』といい、ありがたい最高のお墓とされ300年以上もの間お墓の主流となっていました。

【五輪】といえば・・・オリンピック!を思い浮かべるところですが・・・
五輪塔の五輪は
『地・水・火・風・空』 という宇宙を構成する五大要素を表しています。

そして、五輪塔の形は、
「手に印を結び、口で陀羅尼(ダラニ)を唱え、座禅をして心で瞑想をする『即身成仏』の3つの修業の姿を表し、同時に亡くなった人がみな成仏・往生した姿ともいわれています。
人間の体の部分で表すと『下半身・腹・胸・顔・頭』 でしょうか。














故人を仏様とし極楽往生させる五輪塔は、日本仏教とお墓の歴史に深く関わりのあるお墓です。
お墓参りに行った時はチェックしてみて下さいね!


現代では、亡くなってから50年以上経つ先祖の供養や慰霊塔として建立されています。
五輪塔についてご質問などありましたら何なりと聞いてください。
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Posted by 柴内石材  at 21:54Comments(0)ご相談ください