2022年01月19日
〇〇家之墓
【〇〇家之墓】
諸説ありますが、江戸末期から明治初期にかけて
それまでの亡くなったら一人一つの個人墓というものから、
『家制度』の構築により
【〇〇家之墓】
という、家族墓が増えました。
先祖代々受け継がれ、〇〇家の有縁者のみが入る事を許されたお墓です。
・苗字が同じ一族のみ
・基本的に長男がお墓を継承する
・次男以降は結婚後新しくお墓を作り分家とする
・結婚した女性は嫁ぎ先のお墓に入る
このような家制度の考えによるルールがありましたが、第二次世界大戦後、家制度が廃止され
家族墓の所有者が認めれば、苗字が違っていたり、血が繋がっていなくても埋葬する事が出来る様になりました。
一方、お墓に刻む字に関しては
家族墓の名残りや地域制の問題もあり
お墓の正面字や、花立てに
『〇〇家』
と刻む事があります。
正解はないので、ご家族で決めていただくのですが、先々のあらゆる事情を想定され決定される事をお伝えさせていただいています。
ご両親が亡くなり墓守りの代が娘さまに代わったが、ご主人の苗字となり墓石に刻まれた〇〇家が途絶えてしまった。
後々、自分達も同じお墓に入るつもりだけど、
【〇〇家之墓】
って彫ってあるのが、どうしても気になってしまう。
事情は様々ですが、こういう内容のご相談はとても多いです。
いくら家制度なんて関係ないと言っても、やはり
気にされる方が多いのは事実です。
これからお墓を新しく建てることになる皆さま。
そして、
この先、墓守りとなるお墓をお持ちの皆さま。
穏やかに墓守りができる方法を選択して下さい。
大切なのは心です。
諸説ありますが、江戸末期から明治初期にかけて
それまでの亡くなったら一人一つの個人墓というものから、
『家制度』の構築により
【〇〇家之墓】
という、家族墓が増えました。
先祖代々受け継がれ、〇〇家の有縁者のみが入る事を許されたお墓です。
・苗字が同じ一族のみ
・基本的に長男がお墓を継承する
・次男以降は結婚後新しくお墓を作り分家とする
・結婚した女性は嫁ぎ先のお墓に入る
このような家制度の考えによるルールがありましたが、第二次世界大戦後、家制度が廃止され
家族墓の所有者が認めれば、苗字が違っていたり、血が繋がっていなくても埋葬する事が出来る様になりました。
一方、お墓に刻む字に関しては
家族墓の名残りや地域制の問題もあり
お墓の正面字や、花立てに
『〇〇家』
と刻む事があります。
正解はないので、ご家族で決めていただくのですが、先々のあらゆる事情を想定され決定される事をお伝えさせていただいています。
ご両親が亡くなり墓守りの代が娘さまに代わったが、ご主人の苗字となり墓石に刻まれた〇〇家が途絶えてしまった。
後々、自分達も同じお墓に入るつもりだけど、
【〇〇家之墓】
って彫ってあるのが、どうしても気になってしまう。
事情は様々ですが、こういう内容のご相談はとても多いです。
いくら家制度なんて関係ないと言っても、やはり
気にされる方が多いのは事実です。
これからお墓を新しく建てることになる皆さま。
そして、
この先、墓守りとなるお墓をお持ちの皆さま。
穏やかに墓守りができる方法を選択して下さい。
大切なのは心です。
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